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仕事の原理(読み)しごとのげんり(英語表記)principle of work

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

仕事の原理
しごとのげんり
principle of work

機械を用いても用いなくても力学的な仕事エネルギーの大きさは変らないという原理。力学的エネルギーの保存則 (→エネルギー保存則 ) を表わし,これにより力学的な永久機械製作の可能性が否定される。

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法則の辞典の解説

仕事の原理【principle of work】

滑車や梃子てこ)などのような道具を用いて仕事をしようとする場合に,力を小さくすることは可能であるが,仕事の量を軽減することはできない.

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大辞林 第三版の解説

しごとのげんり【仕事の原理】

物体に仕事をする場合、必要な仕事量はどんな道具を用いても変わらない、という力学上の原理。

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世界大百科事典内の仕事の原理の言及

【エネルギー】より


【エネルギー概念の発展】

[仕事と力学的エネルギー]
 エネルギーの概念が確立したのは19世紀後半であるが,これと深いかかわりをもつ仕事の概念の歴史はずっと古く,すでに紀元1世紀ごろ,アレクサンドリアのヘロンは,てこや滑車などの機械による仕事について,力に関する利得が速さまたは移動距離に関する損失で帳消しにされるということを述べている。これは現在仕事の原理と呼ばれるもので,詳しくいうと次のようになる。われわれはてこのような機械を利用して機械が物体に大きな力を及ぼすようにすることはできるが,その力(力の物体の移動方向の成分)と移動距離との積=〈機械のする仕事〉は,機械に対してわれわれの加える小さな力と必要な大きな移動距離の積=〈われわれのする仕事〉に等しくなり,(機械に摩擦がなければ)仕事の量は結局機械を用いなかったときとまったく同じになる。…

※「仕事の原理」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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