精選版 日本国語大辞典 「保存則」の意味・読み・例文・類語 ほぞん‐そく【保存則】 〘 名詞 〙 自然現象の変化の際に、体系内のある物理量が一定に保たれることを表わす法則。エネルギー、電気量、質量、運動量、角運動量などの保存則がある。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
百科事典マイペディア 「保存則」の意味・わかりやすい解説 保存則【ほぞんそく】 閉じた系のある物理量が時間がたっても変わらない場合,その物理量は保存するといい,それを成り立たせている法則をその物理量の保存則という。物理学ではエネルギー保存の法則,運動量保存の法則,角運動量保存の法則などがある。→関連項目質量保存の法則 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「保存則」の意味・わかりやすい解説 保存則ほぞんそくlaw of conservation 物理的および化学的変化の前後で,物理量または物理量の結合の値が変らないという法則。最も基本的な保存則には,運動量保存則,角運動量保存則,エネルギー保存則,質量保存則,電荷保存則などがある。相対性理論によれば,質量とエネルギーとは等価であって,それぞれの保存則はあわせて相対論的エネルギー保存則にまとめられる。素粒子論では,これらの保存則のほかに各種の粒子数の保存則,パリティ保存則,ストレンジネスの保存則などによって素粒子反応が理解される。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by