保存則(読み)ほぞんそく

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百科事典マイペディア 「保存則」の意味・わかりやすい解説

保存則【ほぞんそく】

閉じた系のある物理量が時間がたっても変わらない場合,その物理量は保存するといい,それを成り立たせている法則をその物理量の保存則という。物理学ではエネルギー保存の法則運動量保存の法則角運動量保存の法則などがある。
→関連項目質量保存の法則

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「保存則」の意味・わかりやすい解説

保存則
ほぞんそく
law of conservation

物理的および化学的変化の前後で,物理量または物理量の結合の値が変らないという法則。最も基本的な保存則には,運動量保存則,角運動量保存則,エネルギー保存則質量保存則,電荷保存則などがある。相対性理論によれば,質量とエネルギーとは等価であって,それぞれの保存則はあわせて相対論的エネルギー保存則にまとめられる。素粒子論では,これらの保存則のほかに各種の粒子数の保存則,パリティ保存則,ストレンジネスの保存則などによって素粒子反応が理解される。

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