仕似す(読み)シニス

デジタル大辞泉 「仕似す」の意味・読み・例文・類語

し‐に・す【仕似す/為似す】

[動サ下二]
似せて物事をする。まねる。
「かやうの万物の品々をよく―・せたらんは」〈花伝・六〉
先祖代々の家業を受け継ぐ。
譲り状にて家督請け取り、―・せおかれし商売」〈浮・永代蔵・四〉
仕事や商売を長年続けて得意信用がある。資産をつくる。
「親の時より次第に―・せたる見世にて」〈浮・織留・一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android