仕出し飯(読み)シダシメシ

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「仕出し飯」の意味・読み・例文・類語

しだし‐めし【仕出飯】

  1. 〘 名詞 〙 料理屋、弁当屋が調理した食事。自宅でつくる料理に対していう。はじめは、外出のとき持参する手作り弁当にかわるものとして、料理屋、弁当屋が新しく工夫、案出した、安価で手軽な食事をいった。のち、客の注文に応じて調理し届ける食事一般をさすようになった。
    1. [初出の実例]「一匁の仕(シ)出し食(メシ)をあつらへ」(出典浮世草子世間胸算用(1692)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android