仕切り金(読み)シキリガネ

デジタル大辞泉 「仕切り金」の意味・読み・例文・類語

しきり‐がね【仕切り金/仕切り銀】

売り手が買い手から受け取るべき代金諸経費総額。しきりきん。しきりぎん。
「―のうち二貫目出してつくばはれける」〈浮・一代女・五〉

しきり‐きん【仕切り金】

しきりがね」に同じ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「仕切り金」の意味・読み・例文・類語

しきり‐がね【仕切金・仕切銀】

  1. 〘 名詞 〙しきりきん(仕切金)しきりぎん(仕切銀)
    1. [初出の実例]「跡腹やまずに仕切銀(シキリガネ)のうち」(出典浮世草子好色一代女(1686)五)

しきり‐きん【仕切金】

  1. 〘 名詞 〙 売主買主から受けとるべき代金、立替金、諸経費の総額。仕切銀。しきりがね。しきり。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android