仕失う(読み)しうしなう

精選版 日本国語大辞典 「仕失う」の意味・読み・例文・類語

し‐うしな・う‥うしなふ【仕失】

  1. 〘 他動詞 ハ行四段活用 〙
  2. 余計な事を行なった結果、持っていたものをなくす。
    1. [初出の実例]「この乳母(めのと)、人にいひほらされて、はかもなく、やうやうしうしないつ」(出典古本説話集(1130頃か)二八)
  3. 物事をいいかげんに扱ったために、実態がわからなくなる。見失なう。
    1. [初出の実例]「日蝕〈略〉唐土にはしうしなうて暦にもつけぬぞ。日本には算を置つめてちっともちがへぬぞ」(出典:百丈清規抄(1462)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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