他心通(読み)たしんつう

精選版 日本国語大辞典 「他心通」の意味・読み・例文・類語

たしん‐つう【他心通】

  1. 〘 名詞 〙 仏語五神通(ごじんずう)、または六神通一つ他人の心の動きをすべて見通す働き。
    1. [初出の実例]「釈教 五神通〈略〉他心通 みな人の心々そしられける雪ふみわけてとふもとはぬも〈藤原雅経〉」(出典:正治二度百首(1200)釈教)
    2. 「他心通と云は、他人の心中を明かに知る通也」(出典:破吉利支丹(1662))
    3. [その他の文献]〔大蔵法数‐三四〕

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