付下(読み)つけさげ

精選版 日本国語大辞典 「付下」の意味・読み・例文・類語

つけ‐さげ【付下】

  1. 〘 名詞 〙 着物着尺模様のつけ方の名。仕立て上がったときに、模様の方向が、前身頃(みごろ)・後身頃も上向きになるようにつける。
    1. [初出の実例]「見合には雁来紅を手書きで染めあげた附下(ツケサ)げを着ていくことにした」(出典:夢の浮橋(1970)〈倉橋由美子花野)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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