付下(読み)つけさげ

精選版 日本国語大辞典 「付下」の意味・読み・例文・類語

つけ‐さげ【付下】

  1. 〘 名詞 〙 着物着尺模様のつけ方の名。仕立て上がったときに、模様の方向が、前身頃(みごろ)・後身頃も上向きになるようにつける。
    1. [初出の実例]「見合には雁来紅を手書きで染めあげた附下(ツケサ)げを着ていくことにした」(出典:夢の浮橋(1970)〈倉橋由美子花野)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android