仙北組町(読み)せんぼくくみちよう

日本歴史地名大系 「仙北組町」の解説

仙北組町
せんぼくくみちよう

[現在地名]盛岡市仙北せんぼく二―三丁目

仙北町の南に位置する奥州街道の両側町で、五町ほどの同心町(「盛岡砂子」など)。東は仙北町せんぼくちよう村、西は向中野むかいなかの村に接し、南に奥州街道の松並木が延びる。正保城下図(内閣文庫蔵)にすでに両側町の足軽町が描かれ、内史略本「盛岡砂子」に「此組丁は他の組丁には異にして、二間に五間也」と記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android