仙学院(読み)せんがくいん

日本歴史地名大系 「仙学院」の解説

仙学院
せんがくいん

[現在地名]今市市瀬尾 中村

瀬尾せのお本郷の中央、字中村なかむらにある。小倉山と号し、真言宗醍醐派。本尊は不動明王。近世は当山派修験に属し、里山伏の一。開基の年など不詳で、寺伝では役小角の高弟義学の建立という。寛文二年(一六六二)まで大谷だいや川沿いの字元屋敷もとやしきにあったが、天和二年(一六八二)に乗隆によって現在地に再建されたと伝える。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android