日本歴史地名大系 「瀬尾村」の解説
瀬尾村
せのおむら
- 栃木県:今市市
- 瀬尾村
日光山往古社領六十六郷のうちに瀬尾郷がみえる(日光山常行三昧堂新造大過去帳)。元和六年(一六二〇)徳川秀忠によって東照大権現社領として、瀬尾村二九四石余が寄進された(「東照宮領目録」日光山御宮方書物之写)。慶安郷帳では畑高のみで二八〇石。寛文六年(一六六六)の検地帳(平野博文書)は三組分が別に作成され、高百分は現存しない。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報