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仙石氏 せんごくうじ

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世界大百科事典 第2版の解説

せんごくうじ【仙石氏】

近世大名。美濃国の出身。仙石秀久豊臣秀吉につかえ,信州小諸5万石を領した。1600年(慶長5)より徳川秀忠に属し,22年(元和8)その子忠政のとき,信州上田へ転じ6万石となる。のち分知により5万8000石。1706年(宝永3)政明(まさあきら)のとき,但馬出石(いずし)へ転封。1835年(天保6),御家騒動(仙石騒動)の結果,3万石に減封。以後幕末に至る。当主は従五位下越前守などに叙任。維新後は子爵。

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世界大百科事典内の仙石氏の言及

【出石藩】より

…4代吉英(再入封)の後は短期間に代を重ね,96年(元禄9)ついに嗣なくして断絶した。そのあと松井忠周を経て,1706年(宝永3)仙石氏が5万8000石で入封定着した。18世紀後期,養蚕,絹織物,陶磁器(出石焼)などの国産振興をはかったが,文政期(1818‐30)城下の大火と相次ぐ天災で,藩財政は極度に窮乏した。…

【上田藩】より

…69年(寛文9)に政俊の弟政勝に2000石を分知し上田領は5万8088石となった。1706年(宝永3),仙石氏と交換の形で,但馬国出石(いずし)から入ったのが松平(藤井)忠周(ただちか)である。忠周は所司代,老中を歴任し,領内統治にも努めたが,2代忠愛(ただざね),3代忠順(ただより)の時代には藩主や江戸家老に奢侈や不正のうわさが出た。…

【仙石騒動】より

…但馬国(兵庫県)出石(いずし)藩仙石氏の御家騒動。仙石氏の財政窮乏は19世紀に入って深刻化し,その立直しをめぐり大老(家老)の家筋である仙石式部家と主計(かずえ)家の対立が生じた。…

※「仙石氏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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