仙竜寺(読み)せんりゆうじ

日本歴史地名大系 「仙竜寺」の解説

仙竜寺
せんりゆうじ

[現在地名]新宮村馬立 古野

馬立うまたての中央古野このにあり、真言宗大覚寺派、金光山遍照へんじよう院と号す。本尊弘法大師三角さんかく(現川之江市金田町三角寺)の奥院ともいわれる。

寺伝によると、法道の開基という。弘仁六年(八一五)に空海が法道と邂逅、岩窟内に息災増益の護摩壇を造立修行した跡と伝え、岩屋とも通称される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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