仙覚奏覧状(読み)センガクソウランジョウ

デジタル大辞泉 「仙覚奏覧状」の意味・読み・例文・類語

せんがくそうらんじょう〔センガクソウランジヤウ〕【仙覚奏覧状】

万葉集の研究書。1巻。仙覚著。建長5年(1253)後嵯峨院に奉った奏覧状を中心に、無点歌152首に新点を加え、万葉集の歌体訓点などについて述べたもの。

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精選版 日本国語大辞典 「仙覚奏覧状」の意味・読み・例文・類語

せんがくそうらんじょう‥ソウランジャウ【仙覚奏覧状】

  1. 万葉集研究書。一巻。仙覚著。建長五年(一二五三)後嵯峨院に奉った奏覧状を中心に五部にまとめたもの。万葉集の書式や訓点について述べ、寛元四年(一二四六)に無点歌一五二首に新点を加えたものの、万葉の巻ごとの歌数を表にしてある。仙覚奏状とも。

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