仮名文の碑(読み)かなぶみのひ

日本歴史地名大系 「仮名文の碑」の解説

仮名文の碑
かなぶみのひ

[現在地名]松山市道後湯月町

道後温泉の東方の円満えんまん寺の境内にある。宝暦五年(一七五五)二月に、松山における美濃派の俳人臥牛洞狂平が師であった各務支考の二十五回忌に、その功徳を表彰しようとして、仮名文の碑を建立した。碑文の一節

<資料は省略されています>

とある。支考が俳祖芭蕉の十七回忌に、洛東の双林そうりん(現京都市東山区)に仮名文の供養碑を立てたのに倣ったものである。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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