仮屋上遺跡(読み)かりやうえいせき

日本歴史地名大系 「仮屋上遺跡」の解説

仮屋上遺跡
かりやうえいせき

[現在地名]国立市富士見台二丁目

JR南武線谷保やほ駅の西側一帯の立川段丘上にあり、標高約七〇メートル、遺跡は線路を挟んで南北に広がっている。奈良・平安時代の集落遺跡で、昭和四四年(一九六九)から七次の調査が実施され、竪穴住居跡二〇軒と掘立柱建物跡、土坑・溝などの遺構土師器須恵器、鉄製品などが出土した。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android