仮性包茎(読み)かせいほうけい

日本大百科全書(ニッポニカ) 「仮性包茎」の意味・わかりやすい解説

仮性包茎
かせいほうけい

陰茎包皮が長いためにいつも亀頭が覆われている包茎うち、真性包茎と違って包皮口が狭くないので反転できるものをいい、偽(ぎ)包茎ともよばれる。ほとんどの小児はこの状態であるが、これは包皮と亀頭が生理的に癒着しているためで、成長とともにこの癒着がとれてくれば、包皮は自然に反転されるのが普通である。

 仮性包茎は放置しておいても支障はない。しかし、亀頭部が不潔になりやすく、亀頭包皮炎を繰り返しているうちに癒着がおこって真性包茎になってしまうこともある。したがって、ときどき包皮を反転して恥垢(ちこう)がたまらないように局所の清潔を保つことがたいせつである。

[松下一男]

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世界大百科事典(旧版)内の仮性包茎の言及

【包茎】より

…これを真性包茎という。包皮が長く平常は包茎であるが,その反転によって亀頭の露出が可能なものを仮性包茎と呼ぶ。真性包茎は先天的なもので遺伝の傾向がみられる。…

※「仮性包茎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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