仮想機械(読み)かそうきかい(英語表記)virtual machine

世界大百科事典 第2版「仮想機械」の解説

かそうきかい【仮想機械 virtual machine】

コンピューターにおいて,ハードウェアが実際にもっている物理構造を,適当な変換機構を介在させることにより,プログラムを作成する利用者にとってつごうのよい別の論理構造をもつものとみなせるようにすることを,ごく一般的に仮想化という。この考え方により,特定のハードウェアによって実現されているコンピューターの一般化,共通化が行われている。限られた容量の高速な主記憶装置と大容量の低速の補助記憶装置から構成されて,記憶装置を見かけ上,容量の制限のほとんどない高速の主記憶装置のみから構成されているように仮想化したものを仮想記憶virtual memoryという。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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