補助記憶装置(読み)ホジョキオクソウチ

IT用語がわかる辞典 「補助記憶装置」の解説

ほじょきおくそうち【補助記憶装置】

コンピューターのプログラムデータを長期的に保存する記憶装置。電源を切ると記憶内容が消去されるメインメモリーの代わりに、データを保存する。◇「二次記憶装置」ともいう。コンピューターの外部に置かれるものを特に「外部記憶装置」という。⇒記憶装置

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知恵蔵 「補助記憶装置」の解説

補助記憶装置

演算処理装置で実行されるプログラムや大量のデータを格納している比較的低速な記憶装置。回転する円盤状の光学・磁気媒体を用いることが多いので、通常ディスクと呼ばれる。内部にあって中程度の容量と速度の記憶で、頻繁に処理されるデータやOS応用ソフトなどを格納する装置として、磁気記憶のハードディスクがある。電池で常時読み書き可能な状態に保たれるフラッシュ・メモリー、CDやDVDは、簡便に持ち運べる外部記憶として普及しつつある。ハードディスクの集合体であるレイドディスクは、冗長性をもたせて安全性を高めたものである。長期に大量のデータを保存するためには磁気テープが使われる。

(星野力 筑波大学名誉教授 / 2007年)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「補助記憶装置」の意味・わかりやすい解説

補助記憶装置
ほじょきおくそうち
auxiliary memory; secondary storage

コンピュータによって制御され,自動的に利用される記憶装置の一つで,主記憶装置の記憶容量の不足を補うのに使われるもの。主記憶装置には半導体記憶装置を使用し,磁気ドラム,磁気ディスク,磁気テープ,光磁気ディスクなどを補助記憶装置として使うことが多い。

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