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仮想記憶 カソウキオク

9件 の用語解説(仮想記憶の意味・用語解説を検索)

ASCII.jpデジタル用語辞典の解説

仮想記憶

OSが持つメモリー管理機能のひとつ。メモリーは、セグメントページ呼ばれる単位に小分けされ、プログラムが必要とする容量を仮想メモリーとして貸し出している。こうすることで、物理上はまとまった容量の空きメモリーがなくても、細切れのメモリーを連続した仮想メモリーとしてアプリケーションに提供できる。OSがメモリーを管理することで、アプリケーション間でのメモリーの競合が起こりにくく、物理メモリーを効率よく利用できるのがメリット。また、同じ仕組みをハードディスクなどの外部記憶装置に応用することで、搭載するメモリー以上の大容量メモリーとして利用できる。WindowsMac OSにおける「仮想メモリー」は、外部記憶装置をメモリーとして使う技術を指す。仮想メモリーを利用することで、メモリー不足でアプリケーションが起動できない、といったことが少なくなる。画像や映像処理ソフトのような大きなデータを扱うアプリケーションによっては、独自に仮想メモリーの機能を搭載している。

出典|ASCII.jpデジタル用語辞典
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知恵蔵の解説

仮想記憶

現実の主記憶装置には容量の限界があるが、あたかもそれを超えて主記憶の容量があるかのように見せる仕組み。主記憶の容量を超えるアクセスは、主記憶のデータを一時的に補助記憶に待避させ、また補助記憶に待避していたデータを主記憶上に戻し、あたかもすべてのデータが主記憶上にあるかのようにプログラマーに見せる。種々の記憶装置アクセス時間や容量制限を意識してプログラムするのは煩雑なので、仮想記憶を実現するために必要なアドレス変換や記憶装置へのアクセス制御は、ハードウエアによりすべて自動的行われる

(星野力 筑波大学名誉教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」
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デジタル大辞泉の解説

かそう‐きおく〔カサウ‐〕【仮想記憶】

virtual memoryコンピューターで、ハードディスクなど大容量の補助記憶装置を用いて、主記憶装置が拡大されたのと同様の効果を得る仕組み。主記憶装置の容量が足りない場合でも、仮想記憶を用いることにより、プログラムの実行が可能になるが、一般的に実行速度が遅くなってしまう。仮想メモリー。バーチャルメモリー。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
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百科事典マイペディアの解説

仮想記憶【かそうきおく】

コンピューターの記憶装置は,高速で動き,記憶容量の大きいことが重要である。この速度と容量を満たすために,高速だが容量の小さい主記憶装置と,大容量だが速度の遅い補助記憶装置を階層的に組み合わせてある。

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IT用語がわかる辞典の解説

かそうきおく【仮想記憶】

仮想メモリー。⇒仮想メモリー

出典|講談社
(C)Kodansha 2011.
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世界大百科事典 第2版の解説

かそうきおく【仮想記憶 virtual memory】

コンピューターのメモリー(主記憶)を,実際に装備されているものより,事実上大きく見せかける,オペレーティングシステム(OS)の機能。 コンピューターに1種類のメモリーしかなく,それに対して一様なアクセスができるとプログラムが書きやすい。これを可能にするのが一様なアドレスの概念である(1次元でも2次元でもよい)。コンピューターによって多少異なるが,たとえば,32ビットを語の単位とするコンピューターでは,32ビットのアドレスで4ギガバイトのメモリーを表現できる。

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大辞林 第三版の解説

かそうきおく【仮想記憶】

出典|三省堂
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

仮想記憶
かそうきおく
virtual memory

ハードディスク装置など補助記憶装置 (外部記憶装置) にプログラムで見かけ上の記憶領域を設定し,主記憶装置のように扱えるようにしたもの。主記憶装置用のメモリが高価なために限定的にしか使えない場合,あるいは主記憶装置の容量をこえる大きなプログラムを動かさなければならない場合に使われる手法で,大量のデータを処理できるが,処理速度が遅くなる欠点がある。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

仮想記憶
かそうきおく
virtual memory

コンピュータシステムにおいて、主記憶装置の容量よりも多くの容量をプログラムで取り扱うことが可能な記憶システム、またはその機構。仮想メモリ、バーチャルメモリともいう。
 コンピュータの記憶装置の記憶容量には物理的な限界がある。そこで、演算装置と直接に情報のやりとりをする主記憶装置には、実行に必要とするプログラムの部分やデータのみを常駐させ、副次的、とりあえず必要としないプログラムの他の部分やデータは大容量の外部記憶に置いて、必要な時点で主記憶に取り込もうとするものである。この考えを推し進めると、演算速度に直接影響を及ぼす情報を、キャッシュメモリーcache memoryとよばれる特別に速度の速い記憶装置に置いたり、外部記憶装置として磁気ディスクのほかに、さらに容量の大きい磁気カードを配したりして、記憶装置を何段階もの階層構造にしたコンピュータシステムをつくることができる。
 仮想記憶の考え方が具体化したのは、1970年になって、記憶階層の間のデータの受け渡しをハードウェアの制御で行うようになってからである。このため、命令で取り扱われる記憶位置(アドレス)の範囲、すなわちアドレス空間を実際の主記憶装置の容量を超えた範囲にとることが可能になった。[小野勝章]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
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世界大百科事典内の仮想記憶の言及

【オペレーティングシステム】より

…これをあたかも最大メモリーが実装されているように見せかけるのも資源の抽象化である。これを仮想記憶という。仮想記憶はメモリー実装量の具体値を捨象する。…

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