仮生村(読み)けしようむら

日本歴史地名大系 「仮生村」の解説

仮生村
けしようむら

[現在地名]津幡町仮生

材木ざいもく川左岸、下藤又しもふじまた村の南に位置。中世井家いのいえ庄の内。天文一〇年(一五四一)四月五日の井家庄本所方神事銭請取案(藤岡氏所蔵文書)の宛所にみえる「小けいしやう」は、他の地名との関連から当地にあたると推定され、二八文を納めている。同年六月八日の禅頭銭請取案(同文書)に「こけいしやう」、同年九月一日の神事銭請取案(同文書)に「大田山こけいしやう」とあり、いずれも二八文を納入している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む