仰け反る(読み)ノケゾル

デジタル大辞泉 「仰け反る」の意味・読み・例文・類語

のけ‐ぞ・る【仰け反る】

[動ラ五(四)]あおむけにそる。「胸元速球に思わず―・る」
[類語]反り返る反っくり返るふん反り返る

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「仰け反る」の意味・読み・例文・類語

のけ‐ぞ・る【仰反】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 あおむいて後ろへそりかえる。あおむけにそる。驚いたり、大笑いしたりして上体が後ろへそる。また、威勢を示してそりかえる。擬人化して物にも用いる。
    1. [初出の実例]「吾は上座にのけぞって賈をばをうざしきの下になおらせたぞ」(出典:玉塵抄(1563)一四)

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