伊与喜村(読み)いよきむら

日本歴史地名大系 「伊与喜村」の解説

伊与喜村
いよきむら

[現在地名]佐賀町伊与喜

佐賀村の北方、伊与喜川右岸に位置し、中村街道が通る。「伊与木」とも書く(西郡廻見日記)伊与木いよき郷本村(土佐州郡志)・伊与木郷土居どい(南路志)といわれ、伊与木郷の中心で、大庄屋の居住地であった。「南路志」によれば大庄屋の居宅はしろ山の麓にあった。

慶長二年(一五九七)の伊与木村地検帳に広狭二村の伊与木村がみえ、広義の伊与木村は江戸時代の伊与木郷に、狭義の伊与木村が当村に相当する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android