20世紀日本人名事典 「伊丹二郎」の解説 伊丹 二郎イタミ ジロウ 明治〜昭和期の実業家 元・日本郵船専務;元・麒麟麦酒社長。 生年文久3年1月25日(1863年) 没年昭和26(1951)年12月5日 出生地東京 学歴〔年〕ペンシルベニア大学〔明治21年〕卒 経歴明治25年アメリカ留学から帰国、26年日本郵船に入社。36年仁川支店長から天津、大阪、神戸、函館の各支店長を経て大正5年専務取締役となった。翌6年退社し、10年麒麟麦酒取締役、12年会長、14年社長となった。恐慌下ビール業界の協定維持、自主統制による企業の回復に努め、戦時統制にもよく順応した。朝鮮の昭和麦酒社長も兼務、17年7月辞任。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊丹二郎」の解説 伊丹二郎 いたみ-じろう 1863-1951 明治-昭和時代前期の経営者。文久3年1月25日生まれ。明治21年アメリカのペンシルベニア大に留学。26年日本郵船にはいり,大正5年専務。10年麒麟麦酒(きりんビール)の取締役,12年会長,14年社長となる。昭和26年12月5日死去。88歳。江戸出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例