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伊作城 いざくじょう

日本の城がわかる事典の解説

いざくじょう【伊作城】

鹿児島県日置(ひおき)市吹上町中原にあった中世の山城(やまじろ)。城の東から南に向かって伊作川が流れ、北と西側は多宝寺川が流れて、天然の堀となり、北から東側はシラス台地につながり箱堀が掘られていた。暦応・康永年間(1338~45年)、伊作島津氏の初代久長が築城し、東に蔵之城、東之城等、西に西之城、花見城等、合計9つの砦を有し、いずれも空堀によって隔てられ、最盛期には南北750m、東西1050m、城域全体が50万m2という広大な規模を誇っていた。この城は10代忠良(ただよし)(日新公)に至るおよそ250年間にわたる伊作島津氏の居城で、島津貴久、島津忠将(ただまさ)、島津尚久の忠良の3人の息子、そして島津義久、島津義弘、島津歳久(としひさ)、島津家久の島津4兄弟の誕生地でもあり、記念の石碑が残っている。JR鹿児島本線鹿児島中央駅から車で約50分。

出典 講談社日本の城がわかる事典について 情報

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