忠良(読み)チュウリョウ

デジタル大辞泉 「忠良」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐りょう〔‐リヤウ〕【忠良】

[名・形動]忠義で善良なこと。また、そのさまや、その人。
「―なる日本臣民は」〈石川達三・蒼氓〉

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精選版 日本国語大辞典 「忠良」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐りょう‥リャウ【忠良】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 忠義の人と善良な人。また、忠義で善良なこと。また、その人や、そのさま。
    1. [初出の実例]「国の匡輔は必ず忠良を待つ」(出典:平治物語(1220頃か)上)
    2. [その他の文献]〔書経‐泰誓上〕

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普及版 字通 「忠良」の読み・字形・画数・意味

【忠良】ちゆうりよう(りやう)

真心で善良。〔書、泰誓上〕今、(殷)王受(紂)、~忠良を焚炙し、孕(ようふ)を刳剔(こてき)す。皇天震怒し、我が考(文王)に命じ、肅(つつし)みて天威を將(おこな)はしむるも、大勳未だ集(な)らず。

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