伊吾餠(読み)いごもち

精選版 日本国語大辞典 「伊吾餠」の意味・読み・例文・類語

いご‐もち【伊吾餠】

  1. 〘 名詞 〙 小さくちぎって、餡(あん)胡麻(ごま)きな粉などをまぶした餠。寛政八年(一七九六二月江戸の芝泉岳寺で赤穂義士遺物を見せた時、門前餠屋で、仮名手本忠臣蔵十段目、天川屋の丁稚(でっち)伊吾にちなんで売ったのがはじまり。

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