伊東群発地震(読み)いとうぐんぱつじしん

最新 地学事典 「伊東群発地震」の解説

いとうぐんぱつじしん
伊東群発地震

1930 Ito earthquake swarm

1930年2月中旬~6月上旬に静岡県伊東市付近に発生した群発地震。最大地震は3月22日のM5.9。この期間に有感地震は5,000回以上に達したが被害を起こしたものはなかった。震央大部分は伊東市東方の海中に密集し,震源の深さも10km以浅であった。この地震群の発生に伴い,川奈付近に土地隆起が起こったことが測量の結果明瞭となった。この地震群は火山性のもので,同年11月の北伊豆地震の前兆現象ともみられる。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 那須

世界大百科事典(旧版)内の伊東群発地震の言及

【群発地震】より

…火山活動と直接の関係は認められないが,火山帯に沿って大小の群発地震が発生することも事実である。1930年の伊東群発地震,65年から始まった松代群発地震,78‐79年の伊東群発地震などである。これらの群発地震はしばしば地殻の隆起を伴う。…

※「伊東群発地震」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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