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群発地震 ぐんぱつじしん earthquake swarm

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

群発地震
ぐんぱつじしん
earthquake swarm

狭い地域で地震が一定期間に集中して発生し,その群れのなかにきわだって大きな地震がない状態。本震余震の区別がなく,長いものは数年間に及ぶ。地震の規模は小さく,通常マグニチュードM)5程度以下である。

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出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
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知恵蔵2015の解説

群発地震

群れをなして起こる地震で、本震と呼べるような、特別に大きい地震を含まないもの。同程度の大きさの地震が2つ続いて起こり、他の地震は格段に小さい時は両方を本震とし、群発地震とはいわないこともある。群発地震は数時間でやむものから、数年間活発な活動が続くもの(例・松代〈まつしろ〉地震)まである。火山の噴火や地下のマグマの活動に伴って起こることもあるが、三陸沖や鹿島灘など火山と関係のない地域にも起こることもある。

(阿部勝征 東京大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

ぐんぱつ‐じしん〔‐ヂシン〕【群発地震】

一定の時期、またはある区域に集中して発生する、比較的小さな地震。

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百科事典マイペディアの解説

群発地震【ぐんぱつじしん】

地域的,時間的に比較的集中して起こる地震。比較的震源が浅く火山地域に多い。1930年の伊東群発地震,1965年―1969年の松代(まつしろ)群発地震,1989年の伊東沖群発地震などがその好例。
→関連項目地震松代地震

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世界大百科事典 第2版の解説

ぐんぱつじしん【群発地震 swarm earthquakes】

時間・空間的に地震が集中し,しかも本震ともいうべききわだって大きい地震がない場合がある。その場合,地震の数,大きさともに時間とともにしだいに増大し,一つあるいはいくつかのピークを経て減衰することが多いが,このような地震群を群発地震という。群発地震には明らか火山活動に直接関係したものと,そうでないものとがある。火山活動に直接関係した地震群はほとんどの場合群発地震型で,本震というべきものがなく,マグマや地下の熱水やガスの運動によって起こるものと思われる。

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大辞林 第三版の解説

ぐんぱつじしん【群発地震】

限られた区域に、比較的小さい地震が頻発する現象。震源は浅いことが多い。何年も続くことがある。松代群発地震など。

出典|三省堂
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

群発地震
ぐんぱつじしん

比較的狭い地域に続発する地震活動で、マグニチュードが他の地震より際だって大きい地震を含まない活動。震源はきわめて浅く、特定の場所に繰り返しおこることが多い。中央海嶺(かいれい)や島弧(弧状列島)の火山帯に多く発生する。火山噴火に伴う地震も、群発地震である。
 群発地震は、主として波形がよく似たいくつものグループから構成されており、各グループの地震はきわめて狭い範囲内でおきている。これは、地殻内の、強度がとくに弱い所に相当し、ここに応力が集中して破壊が繰り返しおこるものと思われる。2000年(平成12)の三宅島(みやけじま)近海、新島(にいじま)・神津島(こうづしま)近海の群発地震は、マグマが北西から南東の方向に延びる垂直の板状に侵入した結果おこったもので、マグニチュード6以上の地震が5回発生した。[島崎邦彦]
『木村政昭著『噴火と地震――揺れ動く日本列島 群発地震と火口底上昇で地殻変動を予測する』(1992・徳間書店) ▽島村英紀・森谷武男著『北海道の地震』(1994・北海道大学図書刊行会) ▽茂木清夫著『地震のはなし』(2001・朝倉書店)』

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