デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊王野坦」の解説 伊王野坦 いおうの-ひろし 1814-1883 幕末-明治時代の蘭学者。文化11年生まれ。江戸の箕作阮甫(みつくり-げんぽ),大坂の緒方洪庵(こうあん)にまなぶ。大坂で結婚,一時青木浩斎と名のる。安政3年郷里の伯耆(ほうき)(鳥取県)にかえって鳥取藩の周旋方などをつとめる。明治元年丹後(京都府)久美浜県知事。明治16年11月12日死去。70歳。本姓は田中。通称は平六,次郎左衛門。名は「たいら」ともよむ。訳書にフーフェラント「察病亀鑑」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例