伊舟城源一郎(読み)いばらき げんいちろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊舟城源一郎」の解説

伊舟城源一郎 いばらき-げんいちろう

1830-1865* 幕末武士
天保(てんぽう)元年生まれ。播磨(はりま)(兵庫県)姫路藩士。文久2年(1862)藩主に随行して京都へいき,他藩の尊攘(そんじょう)派とまじわる。元治(げんじ)元年帰国するが,千種(ちぐさ)家の雑掌(ざっしょう)賀川肇(かがわ-はじめ)らを暗殺したことが発覚して藩に捕らえられ,12月26日処刑された。35歳。名は致美。通称ははじめ宗一郎。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「伊舟城源一郎」の解説

伊舟城源一郎

没年:元治1.12.26(1865.1.23)
生年:天保1(1830)
幕末の姫路藩士。文久2(1862)年上洛。長州(萩),水戸志士と交流し尊王攘夷運動参加,賀川肇暗殺事件に関与した。元治1(1864)年帰藩。事件が発覚し,罪を問われて斬に処せられた。

(井上勲)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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