伊船村(読み)いふなむら

日本歴史地名大系 「伊船村」の解説

伊船村
いふなむら

[現在地名]鈴鹿市伊船町

深溝ふかみぞ村の西方御幣おんべ川に臨む段丘上にある。村内を亀山から菰野こものに通ずる巡見街道が通り、近在では賑やかな村であった。出郷としては、南東伊船野田いふなのだ村・伊船新田がある。文禄検地帳を転記したと思われる伊勢国中御検地高帳に「伊舟ノ郷」として現れ、高は九八〇・四四石。伊勢の検地終了直後の文禄三年(一五九四)九月、伊船村の村高の一部八九・六二石が豊臣秀吉によって、遠州掛川かけがわ城主山内一豊に与えられた(山内家資料「一豊公記」)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む