伊良湖の鷹(読み)いらごのたか

精選版 日本国語大辞典 「伊良湖の鷹」の意味・読み・例文・類語

いらご【伊良湖】 の 鷹(たか)

  1. 鷹のこと。山家集に、「巣鷹」と「山がえりの鷹」が伊良湖崎を渡ろうとして、後者が気おくれしてとどまるという一節があり、多く歌によまれる。
    1. [初出の実例]「引き据ゑよいらごのたかの山返りまだ日は高し心そらなり」(出典:壬二集(1237‐45))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む