伊藤勝見(読み)いとう かつみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤勝見」の解説

伊藤勝見 いとう-かつみ

1829-1910 江戸後期-明治時代の装剣金工。
文政12年3月生まれ。田中清寿(きよとし)に彫金術をまなび,17歳で師家の養子となるが,のち絶縁。万延元年江戸伊藤家の家業をついで10代となる。鐔(つば)金具などをほり,幕府,宮内省の御用金工をつとめた。明治43年2月24日死去。82歳。江戸出身。幼名は金五郎。前名は清重,正隆。号は退休庵,盛雨など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

一富士二鷹三茄子

初夢に見るものの中で、縁起のよいとされているものを順に挙げた句。[補説]一に富士山、二に愛鷹あしたか山、三に初茄子の値段と、駿河国で高いものを並べた句ともいわれる。...

一富士二鷹三茄子の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android