伊藤甲之助(読み)いとう こうのすけ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤甲之助」の解説

伊藤甲之助 いとう-こうのすけ

1844-1864 幕末武士
弘化(こうか)元年生まれ。土佐高知藩士。武市瑞山(たけち-ずいざん)の土佐勤王党にくわわる。文久3年京都で姉小路公知(あねがこうじ-きんとも),三条実美(さねとみ)の警護にあたり,八月十八日の政変後の七卿落ちに随行元治(げんじ)元年脱藩して松山正夫の忠勇隊にはいり,禁門の変で負傷,7月21日自刃(じじん)した。21歳。名は和義。著作に「都落の記」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android