伊藤蘭林(読み)いとう らんりん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「伊藤蘭林」の解説

伊藤蘭林 いとう-らんりん

1815-1895 幕末-明治時代の儒者
文化12年9月28日生まれ。土佐(高知県)の人。広井遊冥(ゆうめい)に師事天文,暦算に通じ,書,武術にもすぐれた。家塾でおしえ,高知藩家老の深尾氏につかえて明治のはじめ名教館教授。門下田中光顕(みつあき)ら。明治28年3月14日死去。81歳。名は徳裕。字(あざな)は益卿。著作に「蘭林詩抄」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android