伊豆バー(読み)いずバー

最新 地学事典 「伊豆バー」の解説

いずバー
伊豆バー

Izu bar

本州に突っ込む伊豆弧のこと。伊豆外弧バーと伊豆内弧バーに分かれる。貝塚爽平(1972)は,伊豆背弧の雁行地形から,伊豆弧がフィリピン海プレートに対して相対的に左横ずれ運動をしているとし,その独自な運動に対し,フィリピン海プレートとは区別して伊豆バーと呼んだ。また太平洋プレートによるフィリピン海プレートの下への斜め沈込みが,その横ずれ運動の原因であるとした。フィリピン海プレートの運動学からは,伊豆バーの独自な運動は証明されないし,大規模な横ずれ運動を示す地学的証拠は見つかっていない。海洋プレートであるフィリピン海プレートは島弧である伊豆弧よりも本州-琉球弧の下に沈み込みやすいので,逆の右横ずれ運動が起きている可能性もある。参考文献貝塚爽平(1972) 科学,42巻:573

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

《モスクワに遠征したナポレオンが、冬の寒さと雪が原因で敗れたところから》冬の厳しい寒さをいう語。また、寒くて厳しい冬のこと。「冬将軍の訪れ」《季 冬》...

冬将軍の用語解説を読む