事典 日本の地域ブランド・名産品 「伊豆沼れんこん」の解説
伊豆沼れんこん[根菜・土物類]
いずぬまれんこん
宮城県北部にある伊豆沼は古くから蓮の群生地として知られていた。ところが、昭和50年代の相次ぐ大雨により蓮が壊滅状態に追い込まれた。伊豆沼の景観を取り戻すため、食用れんこんを育てて地域の特産品とすべく茨城県から種れんこんを導入して栗原市の農家が栽培を開始した。在来種も徐々に復活し、蓮の景観も甦っている。現在は、食用のほかにも盆の時期に花の観賞用として需要がある。
出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報