伊達の薄着(読み)ダテノウスギ

デジタル大辞泉 「伊達の薄着」の意味・読み・例文・類語

伊達だて薄着うすぎ

厚着をすると格好が悪くなるので寒くても見えをはって薄着をすること。

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精選版 日本国語大辞典 「伊達の薄着」の意味・読み・例文・類語

だて【伊達】 の 薄着(うすぎ)

  1. 着ぶくれてかっこうが悪くなるのをきらって、寒いときにもわざと薄着をすること。
    1. [初出の実例]「けふよりはたての薄着か御夏女郎〈三好〉」(出典:俳諧・伊勢踊(1668)三)

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ことわざを知る辞典 「伊達の薄着」の解説

伊達の薄着

いきに見せようとして、寒いときにもがまんして薄着でいること。

[解説] 「伊達者」「伊達模様」「伊達参り」など、人目を引いたり、見た目を大事にするものを、多く「伊達~」と称しました。「伊達の薄着」は、見た目をよくしようと華美に飾り立てるのとは逆の行き方ですが、大方が着膨れる季節には人目をひいたことでしょう。

英語〕Pride feels no pain.(プライドは痛みを感じない)

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