伏見堂村(読み)ふしみどうむら

日本歴史地名大系 「伏見堂村」の解説

伏見堂村
ふしみどうむら

[現在地名]富田林市伏見堂・不動ふどうおか

錦部にしごり郡に属し、彼方おちかた村の西にある。だけ山西麓にあたり、西方を石川が北流する。正保郷帳の写とみられる河内国一国村高控帳では高二九七石、近江膳所藩領、ほかに山年貢高一一石余(同藩領、当村と横山村・嬉村との立会)。延宝年間(一六七三―八一)の河内国支配帳では三〇八石余。領主変遷新家しんけ村に同じ。宝永二年(一七〇五)の村明細帳(田中貞二家文書)によると家数七二(うち寺二)・人数三三〇、牛六。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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