休め言葉(読み)ヤスメコトバ

デジタル大辞泉 「休め言葉」の意味・読み・例文・類語

やすめ‐ことば【休め言葉】

詩歌などで、特に意味はないが、調子を整えるために置く言葉休め字。「山の山鳥」の「山の」のようなもの。

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精選版 日本国語大辞典 「休め言葉」の意味・読み・例文・類語

やすめ‐ことば【休言葉・休詞】

  1. 〘 名詞 〙 特に深い意味はないが、ことばの調子をととのえるために文中に挿入することば。特に詩歌でいう。
    1. [初出の実例]「顕昭云、うつらうつらとはつらつらと云ふ詞歟。うは、やすめ詞にてそふる也」(出典:袖中抄(1185‐87頃)二〇)

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