会す(読み)アワス

デジタル大辞泉 「会す」の意味・読み・例文・類語

あわ・す〔あはす〕【会(わ)す/遭(わ)す】

[動サ五(四)]《「合わす」と同語源》「会わせる」に同じ。「ひどい目に―・す」
[動サ下二]あ(会)わせる」の文語形

かい・す〔クワイす〕【会す】

[動サ五]かい(会)する」(サ変)の五段化。「一年に一度ここに―・そうと約束する」
[可能]かいせる
[動サ変]かい(会)する」の文語形。

え・す〔ヱす〕【会す】

[動サ変]理解する。会得する。
涅槃ねはんの真を―・して」〈露伴五重塔

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精選版 日本国語大辞典 「会す」の意味・読み・例文・類語

え‐・すヱ‥【会】

  1. 〘 他動詞 サ行変 〙 ( 「え」は「会」の呉音 ) 理解する。会得する。
    1. [初出の実例]「祖師のいはく、仏法を会すること、男女貴賤をえらぶべからずときこゆ」(出典:正法眼蔵(1231‐53)弁道話)

かい‐・すクヮイ‥【会】

  1. 〘 自動詞 他サ行変格活用 〙かいする(会)

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