伝統的組織論(読み)でんとうてきそしきろん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「伝統的組織論」の意味・わかりやすい解説

伝統的組織論
でんとうてきそしきろん

古典的組織論ともいう。 19世紀末から 20世紀の初頭にかけて現れた F.W.テーラーを中心とした科学的管理法や,フランスの H.ファイヨールを始祖とする管理過程論などを総称した組織理論。科学的管理法では,経済的動機に支配された人間が単純・反復的な作業において最も能率的に働けるようにするため,作業の科学的研究,標準化がなされた。管理過程論では,組織の目的を最も能率的,合理的に達成するための組織化や管理の原則が主張された。この伝統的組織論は,その後の近代組織論から前提の誤りや原則間の矛盾,それに組織現象の一面しか扱っていないために批判されている。

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