精選版 日本国語大辞典 「伺事」の意味・読み・例文・類語 うかがい‐ごとうかがひ‥【伺事】 〘 名詞 〙 室町後期、幕府の訴訟制度における御前沙汰で、奉行人が将軍に訴訟の最終的な裁決を申請すること。評定衆あるいは右筆方の結論をまとめた「意見状」が作成されたのち、将軍の前でこれを報告して裁決を申請した。また、一般に、引付内談衆が将軍の前に参上し、議決されたことを報告して裁可を求めることをさす。〔内閣文庫本建武以来追加‐正長二年(1429)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例