コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

裁可 サイカ

4件 の用語解説(裁可の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

さい‐か【裁可】

[名](スル)
判断して許可すること。特に、君主が臣下の提出する議案を裁決し、許可すること。裁許。「申請を裁可する」「裁可を仰ぐ」
明治憲法下で、天皇が議会の議決した法律案・予算案を承認する行為。これによって確定的に成立した。勅裁

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

裁可【さいか】

旧憲法下で帝国議会が議決した法律案,予算案等について行う天皇の承認。議会の議決は天皇をたすける行為(協賛)であり,法律も予算も裁可によって確定的に成立する。裁可には国務大臣副署を必要とする。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

さいか【裁可】

大日本帝国憲法の下で,帝国議会の議決した法律案・予算案を受け入れ,国家の法律・予算として確定する天皇の行為であり,天皇が統治権の総攬者であることを示す一例(大日本帝国憲法6条)。裁可は,法律等の成立要件であり,これにより拘束力が生じる。裁可は,法律案等の全部に対し,無条件行われる。その時期については明文規定を欠くが,議会の次会期までと解されていた。裁可行為は,上諭を付して天皇が署名・捺印した後,内閣総理大臣年月日を記入して副署し,主任大臣なども副署するという形式で行われた。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

さいか【裁可】

( 名 ) スル
裁決し、許可すること。特に、君主が臣下の奏上する案を自ら裁決し許可すること。 「阿部侯は蘭軒の請によつて已むことを得ずして-した/伊沢蘭軒 鷗外
旧憲法下で、帝国議会の議決した法律案または予算案を確定的に成立させる天皇の行為。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

裁可の関連キーワード帝国憲法明治憲法旧憲法新憲法大権事項大日本帝国帝国憲法義解不磨憲政史大日本帝国議会

今日のキーワード

平野美宇

卓球選手。2000年4月14日、静岡県生まれ、山梨県育ち。3歳で卓球を開始。07年に小学1年生で全日本選手権大会バンビの部優勝、09年に小学2年生で同大会ジュニアの部初出場を果たし、注目を集めた。13...

続きを読む

コトバンク for iPhone

裁可の関連情報