低山(読み)テイザン

精選版 日本国語大辞典 「低山」の意味・読み・例文・類語

てい‐ざん【低山】

  1. 〘 名詞 〙 標高の低い山。
    1. [初出の実例]「十勝原野の秋色は、遠く義雄の視線と直角に横たはった薄墨の低山の一直線に限られ」(出典:断橋(1911)〈岩野泡鳴〉一一)

ひき‐やま【低山】

  1. 〘 名詞 〙 低い山。
    1. [初出の実例]「国つ神は高山の末、短山(ひきやま)の末に上りまして」(出典延喜式(927)祝詞)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android