住初町(読み)すみぞめちよう

日本歴史地名大系 「住初町」の解説

住初町
すみぞめちよう

[現在地名]小樽市住ノ江すみのえ一丁目・住吉町すみよしちよう入船いりふね一丁目

明治一四年(一八八一)頃より同三二年まで存続した町。入船町の南にあり、東は有幌ありほろ町。開拓期、入船町が置かれ、車道整備・鉄道開通などにより入船川沿いの本通りの裏側、三本木さんぼんぎ坂側と水天宮すいてんぐう山側の二筋の裏通りができ、入船裏通と仮称された。明治一三年に三本木坂側をえびす町、水天宮山側を相生あいおい町としたい旨を小樽郡長から上申、しかし夷町は許可されず、開拓使により住初町という名称が示され、同一四年六月小樽郡に相生町とともに住初町が置かれた(「事業略記」・郡区沿革表など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android