住友化学工業(読み)すみともかがくこうぎょう

百科事典マイペディア 「住友化学工業」の意味・わかりやすい解説

住友化学工業[株]【すみともかがくこうぎょう】

別子(べっし)銅山の製錬廃ガスを原料とする肥料製造所が1925年住友肥料製造所として独立,1934年住友化学工業に,さらに2004年10月住友化学改称染料・農医薬・合成樹脂軽金属などに進出した総合化学工業会社。総合化学大手。ファインケミカル分野を充実,カリウム炭素繊維などの新素材を開発。三井化学と2001年10月にポリオレフィン部門を統合したが,全面統合は見送り。情報電子化学分野で成長。本社東京,工場愛媛,千葉,大阪ほか。2011年資本金896億円,2011年3月期売上高1兆9824億円。売上構成(%)は,基礎化学13,石油化学33,精密化学4,情報電子化学16,農業化学11,医薬品19,その他5。海外売上比率53%。→化学工業

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「住友化学工業」の意味・わかりやすい解説

住友化学工業
すみともかがくこうぎょう

住友系の総合化学会社の旧名称。2004年(平成16)10月に住友化学に名称変更した。

[編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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