佐倉第三工業団地内遺跡群
さくらだいさんこうぎようだんちないいせきぐん
鹿島川とその支流高崎川に東西を挟まれた台地上に位置し、中央には支谷が枝状に入り込んでいる。一六の遺跡からなり、昭和五〇年(一九七五)から発掘が行われ、一遺跡を除いて古墳時代の住居や古墳が発見されている。古墳時代後期の遺構はタルカ作遺跡で住居跡四三軒と古墳一基、腰巻遺跡で住居跡一七軒と古墳五基、池向遺跡で住居跡四七軒と古墳約七〇基、南広遺跡で住居跡二二軒、松向作遺跡で住居跡一五軒と古墳二三基、立山遺跡で古墳三二基、向原遺跡で古墳二一基、大作遺跡で古墳五三基などが検出されている。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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