デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐原喜三郎」の解説 佐原喜三郎 さわらの-きさぶろう 1806-1845 江戸時代後期の農民。文化3年生まれ。天保(てんぽう)7年関東の博徒一斉手入れで捕らえられ,八丈島におくられる。9年島抜けに成功するが,江戸で再逮捕。牢内で島抜けの記録「朝日逆島記」をしるした。のち江戸十里四方追放となる。弘化(こうか)2年6月3日死去。40歳。下総(しもうさ)香取郡佐原村(千葉県)出身。本姓は本郷。虚無僧名は朝日象現。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例